企業を知る、経営者を知る

本日はエントリーシートの添削をしていました。

企業研究をし、企業のニーズを理解した上での応募書類の作成支援が私のモットーであり、今回の仕事でも、クライアントが応募しようとしている会社のホームページをくまなく拝見し、事業内容、経営理念、方針、社長メッセージの動画も含め理解する姿勢で見ておりました。

今回のクライアントが応募している企業は、経営理念がしっかりあり、そこにコミットした人と一緒に仕事をしたいという経営者のメッセージが伝わってきました。このクライアントさんは良いところを見つけたな、と感じ、クライアントが作成してきた応募書類も拝見し、クライアントも経営者も同じ方向を目指していることが確認できましたので、それがもっと企業に伝わるよう、添削をさせて頂きました。

企業側も、しっかりとした理念を持っていることをホームページで伝えていたので、企業の魅力が伝わり、同じ方向を目指す人の応募に繋がったと思います。理念が伝わりにくい企業のホームページもあると言えばあります。このような企業に応募したいという履歴書やエントリーシートの添削は難しく、何を伝えれば企業が受け止めてくれるのか悩むこともあります。

企業ニーズに対応した応募書類の作成支援は、応募したいというクライアントのためであることはもちろんですが、受け入れる企業のためでもあると私は考えます。

なぜなら、クライアントが企業の採用ニーズに合わないときは、合わせなさい、という指導をするのではなく、合っているところが実際にあるのか、一緒に確認しています。合っているところがない場合、入社後に苦労するのはクライアント本人です。そこを伝えるとクライアントが応募を見合わせることもあります。それならそれでいいのです。

入社後にクライアントが無駄な苦労をしないためにも、企業が採用ニーズに合わない人の応募書類を見る時間を減らすためにも、私はこのように考えています。

企業の採用ご担当者の方は、ぜひ事業内容や経営理念が伝わりやすいよう、わかるようにホームページを構成してくれると助かります。特に経営理念については「なぜ他社ではなくここか」を伝えるためにぜひ目を通したいことです。そして、経営者の考えや人柄を知るともっと採用ニーズに合った人の支援につながっていきます。ぜひ、よろしくお願いいたします。