既に仕事始めとなっておりますが、金曜日に仕事始めで土日に休日といった状況の方もいらっしゃると思います。
今年はゴールデンウイークが10連休になるという話もありますが、10日休める人もいれば、逆に働かなければいけないという方もいるでしょう。稼ぎ時だからといって休みがないという状況は避けたいところですね。私も10連休のうち半分は休みたいところではありますが、実際は蓋を開けないとわかりません。
昨年は入管法改正が国会で通過したことが話題になり、翌年には東京オリンピックが控えていることもあり、今年もまた海外の方と接する機会がさらに増えていくことでしょう。都内の飲食店やコンビニで外国人の方が働く姿を見るのは日常ですし、行く場所によっては日本語が殆ど聞こえないところもあります。改正された入管法が施行されると、外国人と一緒に働く人たちはもっと増えていくこととなるでしょう。
人手不足だからということで受け入れられていく外国人労働者ですが、現場では言葉の壁や文化のギャップをお互いが感じることになります。ここでお互いがどのようにしてより良い関係を作りながら仕事を進めていくことが課題となるでしょう。
差別をしないことはもちろんですが、お互いの文化や事情を理解し合うことも求められます。日本ではありえないことをどれだけ受け入れられるか、受け入れられないときにどのように意思表示をするか、また逆もあり得るでしょう。
このように、今年は多様性との共生を求められることとなるでしょう。こうしてお互いを理解しながらともに働くことが実現できる企業がどのくらい増えていくかも楽しみであります。
人手不足の解消のために外国人労働者を受け入れることについては賛否両論あります。私は日本人の問題をおざなりにせず、向き合ってから人手不足の解消に外国人労働者を受け入れてもらえたらと思います。人手不足の一方で、組織の構造改革によるリストラもあり、完全失業者は66万人います(昨年11月の数値:統計局) ミスマッチもありますが、国内で仕事を探している方がいることも忘れずに受け入れてくれたらと思います。日本人の中高年者、高齢者ではなく、病気や障害がある人ではなく、外国人の健康な若者が欲しい、では目先の状況しか改善できません。
外国人と働く機会を持つ人が増えて、多様性との共生を経験することにより、まだ受け入れられない障害や病気を持つ人と共生してともに働くことにつながってくれればと思います。
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